人権教育 - Human Rights Education

北高の人権教育

1学年人権教育講演会を開催しました


 12月8日(木)に1学年を対象に,「ハンセン病と人権を考える~無知からの偏見・差別~」と題して徳島県ハンセン病支援協会会長の十川勝幸先生にご講演をしていただきました。
 ハンセン病は感染力が非常に弱く,現在では簡単に治癒する病気である。薬のない時代には顔や手足に後遺症が残ったので人々の偏見にさらされた。特効薬が出て治癒するようになった後も,間違った法律が廃止されなかったため,回復者の方たちが50年,60年と隔離され続けた。そのため,地域での偏見・差別が強く,故郷に帰りがたくなっている。など,お話しいただきました。高齢になっている回復者の方々が自然体で故郷に帰られるよう,正しい知識を持って,偏見や差別のない社会を作っていくことが大事だと思いました。