人権教育 - Human Rights Education

北高の人権教育

学年別人権教育講演会について(案内)

 本校では,7月に学年別の人権教育講演会を開催しています。
 参加を希望される保護者の方は,下のpdfファイルにある参加申込書に必要事項をご記入の上,お子様を通じてお申し込みください。

 日時:7月9日(火)・10日(水)・11日(木)
     いずれの日も 14:30~15:30 
 場所:多目的ホール
 申込締切:7月3日(水)
 人権教育講演会(7月)案内.pdf

人権教育教職員研修


 5月23日(木)
 不動文化会館長の森田茂先生を講師にお招きし,教職員を対象に「人を認めることの大切さ」(同和問題)という演題で講演をしていただきました。
 現在もなお部落差別が存在するという事実に基づき,森田先生の熱心なお取組をお聞きしました。同和問題をはじめとする差別解消に向け,今後も教職員一人ひとりが根気強く取組んでいくことの重要性を再確認しました。

1年生人間関係づくりワークショップ

 5月7日、9日に1年生を対象に人間関係づくりワークショップを実施しました。本校では毎年,新しい環境のもとで生活を始めた1年生の皆さんがコミュニケーションのスキルを高めて、より良い高校生活を過ごしていくことができるように、2クラスずつ2時間にわたってワークショップを実施しています。今年は臨床心理士や心理学を専門とする徳島大学,愛知学院大学,福山大学等の先生方においでいただいて行いました。1時間目は,望ましくない人間関係と望ましい関係について講義とグループワークを,2時間目は望ましい関係づくりのスキル:アサーティブな自己表現をグループワークとロールプレイで学びました。1年生の皆さんは、このワークショップの経験を生かし、人間関係づくりのスキルを磨いていってほしいと思います。



1学年人権教育講演会

 12月7日(金)に1年生を対象に,『ハンセン病回復者との交流に学ぶ~無知からの偏見・差別~』と題して徳島県ハンセン病支援協会会長の十川勝幸先生にご講演していただきました。ハンセン病について今回初めて話を聞いた人,中学校の時とはまた異なる視点で考えた人,夏休みに長島愛生園で学んだことをさらに深めた人などさまざまでした。


 生徒の感想
家族から引き離され,人生をたたみ一畳だけで過ごすなんてあまりにも悲惨で,当時の国の方針に怒りを覚えた。
・「自分の故郷が世界中のどこよりも遠い」という言葉が頭を離れません。周囲の目を気にして帰ることができないという今の現状にも驚いた。
・周りの人たちの行為は最低だと思う反面,自分だって同じ行為をしてしまうのではないかという考えが私の中にあった。自分ももっと理解を深める必要があると思った。
・過去は変えられないが,これからハンセン病と似たような状況がおこらないようにしていくことが大切。
・無知や偏見が知らぬ間に人を傷つける。正しく理解し,関心を深めていくこと,他者を理解し尊重できる人になれるよう努力していきたい。
 

人権教育講演会の御案内

 初冬の候,保護者の皆様には,ますます御健勝のこととお喜び申し上げます。
 日頃は,本校教育活動に御理解・御協力を頂きありがとうございます。
 さて,保護者の皆様と第1学年生徒を対象とした人権教育講演会を,次のとおり開催いたします。平日ではございますが,ぜひ御参加いただきたく御案内申し上げます。

日時:平成30年12月7日(金) 午前9時から午前10時20分まで
場所:本校 多目的ホール
演題:『ハンセン病回復者との交流に学ぶ~無知からの偏見・差別~』
講師:徳島県ハンセン病支援協会 会長 十川 勝幸 さん

※参加して頂ける方は,12月5日(水)までに添付書類に必要事項を記入して,申込書をお子様を通じて担任へ提出してください。
人権教育講演会の御案内.pdf