環境教育・防災教育 - Environmental Education and Disaster Prevention Education

環境教育・防災教育

地震・津波対応避難訓練を実施しました

 

 4月12日(月)14:40頃に、地震および津波発生を想定した避難訓練を実施しました。

 今回の避難訓練では、1~2mの津波を想定し、まずは1年生だけが3階に避難、2・3年生は教室で待機しました。それより大きな津波が想定される場合は、2年生と1年生が3階に避難する予定です 。  

・地震発生時の緊急対応:揺れが収まるまで姿勢を低くし、机の下に隠れて頭や体を守っています。

 

 

 

 

 

 

 

・地震が収まった後、津波警報が発令されたとの想定で1年生が3階へ避難しました。

    

 1年生は入学後間もない時期であり、特に緊張感を持って訓練に参加していました。  

 次回は、5月31日(月)に「地震・火災対応の避難訓練」を実施する予定です。 

HUG(避難所運営ゲーム)を実施しました

1224日(木)午後、本校総合実習室にて「HUG(避難所運営ゲーム)」を実施しました。

NPO法人日本防災士会・徳島県支部事務局より板東文雄先生はじめ防災士の方6名、認定特定非営利活動法人とくしま県民活動プラザ 篠原督人先生を講師としてお招きし、講習を実施しました。本校環境防災委員15名、教員4名が参加しました。

 

〈講習内容〉

1.講義

 まず始めに、「今、災害が発生したらあなたはどうしますか?」との問いで、新型コロナウイルス感染症対策に配慮した避難方法や、事前準備などについて教えていただきました。

  
 

2.実習

 4グループに分かれて、HUG(避難所運営ゲーム)を実施しました。HUGとは、静岡県が開発した防災カードゲームです。避難者の年齢や性別、国籍や家族構成、居住地区、それぞれの抱える事情などがカードに書かれており(避難者カード)、そのカードを避難所の体育館や教室に見立てた平面図上にいかに配置していくか、また様々な出来事(イベントカード)にどう対応していくかを疑似体験するゲームです。

 このゲームを通して避難者の事情を考慮しながら、部屋割りや生活空間の確保、イベントへの対応について考え、自由に意見を述べ、話し合いながらゲーム感覚で避難所の運営を学びます。

 

・今回の前提条件

 朝846分、南海トラフを震源地とした地震が発生。マグニチュード8.9。当地域の震度7。まだ余震が続いており、避難者が続々と押し寄せる。トイレは断水中で使えない。

 

・ゲーム開始

 各グループに1名以上の防災士の先生が入り、サポートを受けながらHUGを進めていきました。次々と訪れる避難者に対して、どの場所に配置するか皆で考えていきます。

 避難者の事情は様々。持病がある、高齢者、妊婦、赤ちゃんや小さい子どもがいる、親がおらず幼い兄弟だけ、発熱している、ペットを連れてきている、外国籍、地域に住んでいない旅行者、家が全壊、など。「小さい子どもがいるから出入り口に近い方がよいのでは?」「発熱者は体育館には入れられないので、どこか別の教室を・・・。」など意見を出し合って、各避難者に対して配置場所を考えていきました。

 また随時イベントが起こります。受付の設置、危険箇所の表示、支援物資の到着、トイレの問題、視察の対応など。これらのイベントに対してどう対応するかも判断が求められます。

   
    

 

  HUGに正解や間違いはありませんが、様々な避難者が次々に訪れるので、最初にしっかり決めておかないと後々問題が起こります。一度配置したら、大がかりな変更は難しくなります。全ての人に満足してもらうのは無理ですが、できる限り配慮をして普段の生活に少しでも近づけるようにすることが大切です。

また避難所運営は行政が全てするわけではなく、避難者自らが行っていく必要があるとのことでした。そのためにも、備蓄品や防災訓練など各自がしっかり事前準備をしておくこと、また普段から興味や関心を持つことが重要です。「備えあれば憂いなし」想定以上の準備をし、備蓄品の中には必ずトイレを入れることも教えていただきました。なぜかというと、避難所で一番問題となるのはトイレだそうです。

 生徒からは、「世帯によって家族構成や問題が様々で、すぐに決めるのが難しい。」「災害に対する事前準備が必要。」「避難所という限られた中で、できる限り過ごしやすい環境を整えられるよう、将来自分自身が動けるようになりたいと思う。」などの感想がありました。

  

 HUGを通して、災害への対応について楽しく学ぶことができました。講師の先生方、お忙しい中ありがとうございました。また例年は中学生や地域住民の方々も一緒に活動をさせていただいておりますが、今年度はコロナウイルス感染症対策のため、参加人数を減らし本校生徒のみの参加となりました。次年度は再び以前のように地域ぐるみでの活動ができることを願っております。

通学路周辺清掃を実施しました

 11月9日(月)放課後、1・2年生の環境・防災委員及び生徒会・有志計87名が参加し、通学路周辺の清掃活動を行いました。
 学校敷地内正門から北門にかけての外周の植え込みや、北高ロード商店街周辺で、落ち葉の除去や植え込みの除草作業、ゴミ拾いをしました。
 
  
 
 少し肌寒い中でしたが、一生懸命取り組んでいました。参加生徒の皆さん、お疲れ様でした。
次回の清掃活動は、2月に予定してます。寒い時期になりますが、多くの有志生徒の参加をお待ちしています。

学校周辺通学路の清掃活動を実施しました

 8月31日(月)、6限目に学校周辺通学路の清掃活動を実施しました。1・2学年各HR10人(環境防災委員を含む)が参加しました。
 
 
  
   
 各HRごとに場所を分担し、学校内外の落ち葉清掃と除草作業をしました。
 暑い中であったので、熱中症に注意しながら、短時間で集中して行いました。

 
  
 たくさんの落ち葉や草を取り除くことができ、植え込みもスッキリしました。
 参加生徒の皆さん、暑い中お疲れ様でした。

通学路周辺清掃を実施しました

 本年度最初のゴミゼロの日の活動として,6月22日(月)の放課後に通学路周辺清掃を行いました。
 1・2年の環境・防災委員と部活動や有志の生徒,合計148名が参加しました。

    
 勝瑞駅周辺のゴミ拾いをしています。

   
 学校敷地内正門から北門にかけての外周の植え込みの草抜き,落ち葉の除去をしています。

 暑い日でしたが,皆で協力して多くの雑草や落ち葉を取り除くことができました。今年度の清掃活動はあと3回実施予定です。次回も多くの有志生徒の参加を待っています。

学校周辺清掃活動を実施しました

  2月17日(月)放課後、1・2年生の環境・防災委員と生徒会や部活動など有志の生徒、合計105名が参加し、今年度最後となる通学路周辺の清掃活動を行いました。
 学校敷地内正門から北門にかけての外周の植え込みや、北高ロード商店街周辺で、除草作業、落ち葉の除去やゴミ拾いをしました。

  
  
  
 とても寒い日でしたが、多くの雑草、落ち葉を取り除くことができました。
 今年度も環境防災委員だけでなく、多くの有志生徒が参加してくれ、年間4回の清掃活動を終えることができました。ご協力ありがとうございました。

災害対応ゲーム「クロスロード」講習を実施しました

 12月24日(火)午後、本校総合実習室において、災害対応ゲーム「クロスロード」講習を実施しました。NPO法人日本防災士会・徳島県支部事務局より坂東文雄先生をはじめ防災士の方が4名、認定特定非営利活動法人とくしま県民活動プラザ 篠原督人先生を講師としてお招きし、講義・実習を実施しました。
 本校生徒・教員28名、近隣3校の中学校(応神中学・藍住東中学・藍住中学)の生徒・教員20名、近隣地域住民の方4名の計52名が参加しました。

〈講習内容〉
1.講義
 まず始めに「防災ハンドブック2019年度版」を使用して、講義を受けました。地震発生から避難所までの避難方法の一例や、被災後のくらし、家の安全対策、非常用品など、災害から身を守るということについて教えていただきました。「自分の命は自分で守る」ということが基本になるとのことでした。
  

2.実習
 9班に分かれて、災害対応ゲーム「クロスロード」を実施しました。
 クロスロードの目的は、意見や価値観を参加者同士で共有することです。災害を自分の身に引き寄せて考えると同時に、他者の様々な考えを知ることができます。
  
 スライドで表示された災害時の問題に対して、自分なりの意見を考え「はい」「いいえ」どちらかのカードを出して答え、その理由について全員が意見を述べた後、グループ内で話し合いました。
「はい」「いいえ」どちらを選んでも何らかの犠牲を払わなければならないような「ジレンマ」が多数あり、悩む問題が多くありました。

  
 どのグループも真剣に考え、しっかりと自分の意見を発表していました。防災士の方が適宜グループを回り、その場では出なかった視点からの話などもしてくれ、とても参考になりました。
 
 生徒からは、「防災のことについて、議論することが大切だと思いました。お互いの意見を聞いて、両方のメリット・デメリットを考えながら、最善の方法を考えることができると思います。」「他の人と意見を交換することで、広い視点で物事を考えることができました。」などの感想がありました。
 
 近い将来発生が予想される南海・東南海地震をはじめとする様々な災害に対し、様々なことを想定して、どう行動していくか、どう備えるかを考えるよい機会となりました。
 また災害時には、地域ぐるみで協力・強調しながら有事に対応する必要があります。今回の講習が本校生徒だけではなく、中学生や地域の方々と一緒に実施できたことは、協力・強調しながら対応する能力を高める上でも、非常に有意義な時間となりました。講師の先生方、参加していただいた皆様、ありがとうございました。

想定外津波対応避難訓練を実施しました

 12月19日(木)4限目の授業中に、地震および津波発生、避難命令が発令されたとの想定のもと避難訓練を実施しました。

 ・地震発生時の緊急対応:揺れがおさまるまで、机の下に入り、頭や体を守っています。
   
  
 ・津波警報が発表されたとの想定で、1年生が1階から3階へ避難しました。
        
 
・続いて大津波警報が発表されたとの想定のもと、2階にいた2年生も3階へ避難しました。
   

 訓練終了後、1・2年生は教室に移動し、災害時生徒安否確認訓練を実施し、安否確認メールの確認作業を行いました。
 4月にも津波避難訓練を実施しましたが、今回はさらに想定外の大津波警報が発表されたとの想定で実施しました。想定外大津波警報発表時の基本動作を確認することができ、有意義な訓練となりました。

通学路周辺清掃を実施しました

  11月11日(月)放課後、1・2年生の環境・防災委員29名と生徒会やサッカー部など有志の生徒88名、合計117名が参加し、通学路周辺の清掃活動を行いました。
 学校敷地内正門から北門にかけての外周の植え込みや、北高ロード商店街、勝瑞駅周辺で、除草作業、落ち葉の除去やゴミ拾いをしました。
 
  
  
 
 25袋分の雑草やゴミを取り除くことができました。
 次回は2月に清掃活動を実施する予定です。寒い時期になりますが、今回のように多くの有志生徒の参加をお待ちしています。

非常食調理講習会を実施しました

 7月26日(金)午後、本校調理実習室において、非常食調理講習会を実施しました。講師は徳島県栄養士会 地域活動栄養士協議会の川原明美先生です。本校生徒・教員15名、北島中学校生徒・教員17名、近隣地域住民の方4名の計36名が参加しました。
 まず川原先生より、非常食調理に関する衛生・栄養・調理の注意点などについて講義がありました。
        
 いざという時に備えて、最低でも3日分、できれば1週間分程度の食糧の備えが必要なことや、ローリングストック法で備蓄した非常食を活用すること、栄養バランスを意識した食の備えなど様々なことについて教えていただきました。

 講義の後、簡単にできる防災食の実習をしました。
 本日のメニューは
   ①キャベツとさば缶のポリ袋蒸し
   ②ラーメンサラダ
   ③寒天とささみのごま酢和え物
   ④蒸しパン(ドライフルーツ入り) 
  の4品です。
  
      
   各班に分かれ、協力して手際よく調理を進めていきます。
   スライサーやキッチンばさみで野菜を切り、材料はポリ袋に入れて混ぜ合わせていきます。

   
  パッククッキング(ポリ袋に食材を入れて湯せんで火を通す調理法)なので、1つの鍋で同時に調理が
  できます。
  
   
  4品できたら、盛り付けていき、完成です!
  
   
 みんなで試食です。おいしくいただきました。

 パッククッキングは災害時、限られた食品や資源を有効に活用するためにも、知っておくと便利だと思いました。
 生徒からも、「様々な調理法を学び、たくさんの種類が作れてよかった。災害時にも役立てたい。」などの感想がありました。
 本校生徒だけではなく、中学生や地域の方々と協力して実施できたことで、非常に有意義な講習会となりました。参加してくださった北島中学校生・先生、近隣地域住民の方々、そして講師の川原先生ありがとうございました。