環境教育・防災教育 - Environmental Education and Disaster Prevention Education

非常食調理講習会を実施しました

 7月26日(金)午後、本校調理実習室において、非常食調理講習会を実施しました。講師は徳島県栄養士会 地域活動栄養士協議会の川原明美先生です。本校生徒・教員15名、北島中学校生徒・教員17名、近隣地域住民の方4名の計36名が参加しました。
 まず川原先生より、非常食調理に関する衛生・栄養・調理の注意点などについて講義がありました。
        
 いざという時に備えて、最低でも3日分、できれば1週間分程度の食糧の備えが必要なことや、ローリングストック法で備蓄した非常食を活用すること、栄養バランスを意識した食の備えなど様々なことについて教えていただきました。

 講義の後、簡単にできる防災食の実習をしました。
 本日のメニューは
   ①キャベツとさば缶のポリ袋蒸し
   ②ラーメンサラダ
   ③寒天とささみのごま酢和え物
   ④蒸しパン(ドライフルーツ入り) 
  の4品です。
  
      
   各班に分かれ、協力して手際よく調理を進めていきます。
   スライサーやキッチンばさみで野菜を切り、材料はポリ袋に入れて混ぜ合わせていきます。

   
  パッククッキング(ポリ袋に食材を入れて湯せんで火を通す調理法)なので、1つの鍋で同時に調理が
  できます。
  
   
  4品できたら、盛り付けていき、完成です!
  
   
 みんなで試食です。おいしくいただきました。

 パッククッキングは災害時、限られた食品や資源を有効に活用するためにも、知っておくと便利だと思いました。
 生徒からも、「様々な調理法を学び、たくさんの種類が作れてよかった。災害時にも役立てたい。」などの感想がありました。
 本校生徒だけではなく、中学生や地域の方々と協力して実施できたことで、非常に有意義な講習会となりました。参加してくださった北島中学校生・先生、近隣地域住民の方々、そして講師の川原先生ありがとうございました。