人権教育 - Human Rights Education

北高の人権教育

【人権教育】岡山県の長島愛生園を訪れました

8月1日(火)に、ハンセン病回復者について学ぶ研修を人権委員を中心に、教員・保護者とともに行いました。

今年は岡山県の長島愛生園を生徒33名、保護者3名で訪れました。

到着後は、長島愛生園歴史館で、学芸員の方からハンセン病の歴史と長島愛生園の由来について説明を受けた後、入所者が上陸した収容桟橋や最初に収容された収容所(回春寮)、監房、納骨堂などの史跡を見学しました。

午後からは、学芸員の方からハンセン病患者が辿った過酷な歴史について更に詳しく説明を受けました。

最後に学芸員の方が仰った、「誤解や偏見がなくならない大きな理由は、世の中の人々がハンセン病患者に対して「無関心」であったことである、これは、ほかの人権課題も一緒なのではないでしょうか」という言葉が強く印象に残りました。

 

 

 

夏季休業中の人権研修について(案内)

 本校では、夏季休業中にハンセン病回復者について学ぶ研修を人権委員を中心に、教員・保護者とともに行っています。

 今年は岡山県の長島愛生園を訪問します。

 参加を希望される保護者の方は、pdfファイルにある参加申込書に必要事項をご記入の上、お子様を通じてお申し込みください。

 

 日時:8月1日(火) 6:30~17:15(予定)

 場所:国立療養所 長島愛生園(岡山県瀬戸内市)

 定員:40名(貸し切りバスで移動)

 参加費:無料(昼食は各自でご用意ください)

 申込締切:7月4日(火)

 人権研修(長島愛生園訪問)参加者募集案内.pdf

人権演劇鑑賞会

 10月24日月曜日に,3年ぶりに朝公演と昼公演の二部制で,体育館にて人権演劇鑑賞会を開催しました。この鑑賞会は,文化庁「子供のための文化芸術鑑賞・体験再興事業」による助成により,実施されました。

 演目は,青年劇場の『きみはいくさに征ったけれど』でした。この作品を通して,人と関わること,生きることの大切さ,平和の大切さなどについて考えるよい機会となりました。

 終演後,演者のお一人である矢野貴大さんを囲んで座談会が開催され16名の生徒が参加しました。生徒からは,「学校での公演も多いとお聞きしましたが,楽しいことは?」や「1作品にかける稽古期間は?」など多くの質問がされましたが,どの質問にも丁寧にお答えいただき,役者の声を直接聞く貴重な体験となりました。また,座談会と並行して行われたセットや大道具などの撤収作業にも参加させていただき,公演の舞台裏の一部に触れる体験をさせていただきました。

人権教育講演会

10月25日(月)

 「夢のかなえ方」との演題で、講師に、一般社団法人日本障がい者ファッション協会CBO“福祉業界のおしゃれ番長” 平林 景(ひらばやし けい)さんを迎え講演会を開催しました。
 2年生並びに1・3年生の人権委員と希望者は体育館で対面で、その他の人はオンラインを活用して教室で、講演を聴きました。
 講演では、障がい者支援の取組と障がいの有無や性別・年齢などをボーダーレスに、すべての人がおしゃれを楽しめる「bottom' all(ボトモール)」について紹介していただきました。また、社会をよりよいものにするために、一人ひとりが強い思いを持って挑戦することの大切さを、実体験に基づいてお話いただきました。
 講演後は、多くの生徒が平林さんと、和やかに質疑・応答などをしている姿が見られました。


 

人権教育講演会


10月26日(月)
 「外国人から見る徳島の魅力と共生社会の実現について」という演題で,張 楠さん(三好市地域おこし協力隊)を講師にお迎えし,リモートで講演を行いました。



<生徒の感想>
・人種や国籍,性格,個性,考え方は違えど,基本的な喜怒哀楽などの感情は共通しているというお話が印象に残りました。
・張さんが「旅」や「日本」が心の底から大好きであることや,大好きなことをたくさんの人にご自身の考えで発信している姿にとてもすごいなと思い,私も自分の「好き」を発信していけるようになりたいです。
・言葉による交流は大事だけれど,言葉が通じなくても何か同じものを共有することで,お互いの感情や素直な気持ちを分かち合うことができるという言葉が心に残りました。
・これからは人や地域,また国に対しても先入観をもたずにそれらを知った上で,それぞれのすばらしい面を尊重していきます。