人権教育 - Human Rights Education

北高の人権教育

人権教育講演会


10月26日(月)
 「外国人から見る徳島の魅力と共生社会の実現について」という演題で,張 楠さん(三好市地域おこし協力隊)を講師にお迎えし,リモートで講演を行いました。



<生徒の感想>
・人種や国籍,性格,個性,考え方は違えど,基本的な喜怒哀楽などの感情は共通しているというお話が印象に残りました。
・張さんが「旅」や「日本」が心の底から大好きであることや,大好きなことをたくさんの人にご自身の考えで発信している姿にとてもすごいなと思い,私も自分の「好き」を発信していけるようになりたいです。
・言葉による交流は大事だけれど,言葉が通じなくても何か同じものを共有することで,お互いの感情や素直な気持ちを分かち合うことができるという言葉が心に残りました。
・これからは人や地域,また国に対しても先入観をもたずにそれらを知った上で,それぞれのすばらしい面を尊重していきます。

北高祭 人権作品展

 令和2年9月3日(木),北高祭の展示の部として,本校第2CAI教室にて人権作品展を行いました。美術・書道選択者と書道部員が人権についての言葉を自分たちで考え,構成を練り作品制作をしました。LLC部も「インターネットに関する人権」,「コロナ感染者に対する誹謗中傷」をテーマに自分たちの考えを模造紙にまとめました。一人一人が人権についてしっかりと向きあい考えることができました。


 



 

人権教育講演会

 「ハンセン病回復者との交流に学ぶ~無知からの偏見・差別~」という演題で徳島県ハンセン病支援協会会長の十川勝幸さんを講師にお迎えし講演をしていただきました。
生徒感想
・ハンセン病について誤った知識を持っている人には,正してもらいたいと思ったし,私自身も両親や親戚に今日の話をしたいと思った。差別や偏見はあってはならないことだと思うし,ハンセン病患者の人が苦しい辛い思いをしたからこそ,今度は私たちが差別のない社会にしていく必要があると思った。   
・人間がたとえどんな病気になったとしても,差別をすることは許されないし,今まで差別してきて反省しても,傷つけてきた時間はもう元には戻らないので,どんな時でも一言一言責任を持って誰も傷付くことがないように気をつけていきたいと思います。                                        
・今の時代情報はすぐに広まり消せないものになる。だから間違った知識ではなく,正しい知識を持って間違った情報には,はっきり違うと言えるようにしたい。知るとiいうことが大切だと思うので,ニュースなどを見て今の現状を知っているというような人になりたい。

人権教育講演会の御案内

 保護者の皆様と第1学年生徒を対象に,ハンセン病をテーマにした人権教育講演会を開催します。
 ぜひ,保護者の皆様も御参加ください。
 御参加いただける方は,12月4日(水)までに,参加申込書をお子様を通じて担任まで提出してください。

 日時:令和元年12月6日(金)午前9時から午前10時20分まで
 場所:本校 多目的ホール
 演題:『ハンセン病回復者との交流に学ぶ~無知からの偏見・差別~』
 講師:徳島県ハンセン病支援協会 会長 十川 勝幸 さん

 12月6日 人権講演会案内td.pdf

人権演劇鑑賞会について


劇団銅鑼(どら)の「チャージ」を,全校で観劇しました。働くこと,生きること,人を信じること・・・多くのことを考えさせられる公演でした。
観劇後には劇団の方と生徒たちで座談会を行いました。また,セットや大道具などの撤収作業を,生徒たちも一緒になって手伝いました。

         


                      


 生徒感想
・この劇を見て「人を信じる」ということが「相手の存在を認める」ということだと気づきました。
・この人権劇を見て人と人,それから親との価値観の違いは色々あるのだなと感じた。自己中心的ではなく客観的に自己を見つめることが大事だと感じた。
・人を信頼するということは大きな力を持っていると感じた。生きる環境とどんな人と関わるかがとても大切だと感じた。
・人間誰でも間違いはあると思うが,その時に誰かが正しい道へ進むことに手助けをしてあげれば,いくらでもやり直せるのだと思った。人は周りの人に支えられながら生きているということを改めて感じた劇だった。