【人権教育】今年度も長島愛生園を訪問しました
2024年8月2日 18時00分8月2日(金)、本校の1・2年生の人権委員と有志の生徒あわせて25名が、岡山県にある国立ハンセン病療養所「長島愛生園」を訪問しました。
本校では毎年、夏休みに国立ハンセン病療養所を訪れ、人権について学ぶ活動を行っています。
今回の訪問では、まず愛生園歴史館を見学し、学芸員の田中さんからハンセン病や愛生園の歴史についてお話を伺いました。その後、収容桟橋や回春寮(旧収容所)、監房、納骨堂など、園内に残る史跡を巡りながら、当時の状況について理解を深めました。
昼食の後には、「人権が尊重される社会のために~ハンセン病問題から学ぶ~」というテーマで講座を受講しました。講座のまとめの中で、指導員の方は「ハンセン病への差別は、現在のSNSなどでの人権侵害ともつながる問題です。大切なのは、正しく理解し、人権感覚をもって行動することです」と語ってくださいました。
参加した生徒の一人は、「知らなかったことをたくさん学べました。家に帰って、家族とこのことを話したいです」と感想を述べていました。
| 人間回復の橋・邑久長島大橋 | 長島愛生園歴史館 |
| ハンセン病の概要について学びました | ハンセン病の歴史について、動画で学びました |
| 長島愛生園の歴史について学びました | 展示を見る生徒達 |
| 収容桟橋 | 収容所(回春寮) |
| 納骨堂(3700柱を超える遺骨が眠っています) | 午後からは、学芸員の方の講義をお聞きしました |