令和8年8月5日(水)、生徒会人権部門と有志の生徒あわせて28名、保護者3名、教員8名が、岡山県にある国立ハンセン病療養所「長島愛生園」を訪問しました。
本校では、ハンセン病問題について正しい知識と理解をもつことで、その他の偏見や差別にも立ち向かう意識を高めるよう、毎年夏休みに国立ハンセン病療養所を訪問する活動を行っています。
学校から約3時間バスに乗り長島愛生園に到着し、午前中は、歴史館内で愛生園の沿革やハンセン病の歴史を映像や学芸員の方から説明を受けた後、歴史回廊(収容桟橋→回春寮→監房→納骨堂)にてフィールドワークを行いました。
昼食後は、新しく整備された「でんしょう愛生館」に入館しました。入所者が高齢となり直接お話を伺うことが困難となっている中で、愛生園に残された貴重な写真パネルを見たり、ワイドスクリーンに映されたアニメーションで患者やその家族の苦しみを追体験することで、強制隔離の理不尽さを強烈に感じ取ることができる施設でした。
また、今回の訪問におけるフィールドワークの際、歴史回廊の重点の一つ、入所者を監禁した「監房」は残念ながら工事中でしたが、散策過程の丘の上から半世紀ぶりに掘り起こされた「監房」の部屋の外観を目にすることができました。窓が小さく不気味な建物で、療養所内でも許されざる人権侵害があったことに気付かされました。



令和8年7月9日(木)15:30~本校物理室において、国立療養所長島愛生園訪問の事前学習を行いました。訪問参加希望生徒のうち25名が参加し、啓発動画『ハンセン病問題を知る~元患者と家族の思い~』を視聴しました。
約40分間、メモをとりながら動画を視聴し、元患者やその家族が受けてきた理不尽な扱いや偏見を許せないという気持ちになったり、ハンセン病に対する正しい認識をもてたことで、8月5日の訪問を前に参加生徒の人権意識が高まりました。

令和8年7月8日(水)14:00から約1時間、本校スクールカウンセラーである髙尾直子先生より、本校教職員対象に『トラウマ・インフォームドケア』についてご講演いただきました。
生徒たちの問題行動の背景には「トラウマ」という「こころのケガ」があるかも知れないと考えて対応する重要性や、「トラウマ」の影響は当事者だけでなく支援者や応援者にも及ぶことを理解しました。
学校における「ケア」は子どもの関わる全ての人が担う必要があることから、まず、「ケア」する我々教職員が安心して元気に働ける職場環境づくりを心がけることが大切であると再認識しました。

令和8年7月6日(月)16:00から約1時間、応神学園人権教育研修会が開催されました。応神学園とは、応神地区にある保・幼・小・中・高等学校のことで、各校の教職員がともに研修を行っています。
今回の研修は、隔年で実施される七丁原地域のフィールドワークということで、本校から13名の教員が参加しました。
応神公栄会館の小杉館長の説明を受けながら、応神公栄会館→高越八幡神社→応神公園(タコの公園)→農機具倉庫→瑞川院跡→えびす湯跡→諏訪神社→応神保育所・児童館という順で見学し、開始1時間後に応神公栄会館に帰ってきました。
順路の途中では狭い道幅の道路を通ることもありましたが、団地の隣には立派な遊具を備えた親子で寛げる公園があったり、お洒落なビルの建ち並ぶ雇用促進のためのハイテクランドが間近に見えたり、この地域の生活改善の歩みを感じとることができました。
また、全国的に珍しいステンレス製の提灯つりが常設で数カ所設置されており、お祭りなど地域の文化を大切に継承している人々の崇高な意識を垣間見ることができました。



令和8年5月7日(木) 11日(月) 12日(火)の3日間を使って、全ての1年生がクラスごとに「人間関係づくりワークショップ」を行いました。
入学して1ヶ月が経ち、北高での生活にも慣れてきたこの時期に「仲間の輪を広げよう」という学習を実施しました。自分の気持ちや考え方の伝え方には、「攻撃的」「非主張的」「アサーティブ」の3つのタイプがあることを理解した上で、グループになって具体的な場面を想定しながら、アサーティブ・メッセージを考えていきました。
適切な自己表現は、自分にとっても相手にとっても心地よいものであることが分かったので、今回学習したことを活かすことで今後のピアりんぐ(仲間との関係づくり)が良好なものとなっていくことが期待されます。



12月15日(月)4時間目に、みんなでいじめ問題を考える日「徳島県児童生徒6万5千人のいじめ防止一斉学習2025」をオンラインで実施しました。
当日は、最初に「とくしまいじめ問題子どもサミット2025の取組紹介と徳島県警察本部からのビデオメッセージ」の動画を見ました。その後、徳島県警察サイバー戦略推進課課長補佐の柘原 勇人様による「サイバー犯罪 ― 知らないうちに加害者・被害者にならないために ―」と題したご講演を聴きました。生徒たちは、身近なSNSやインターネット上のやり取りが、意図せずいじめや犯罪につながる可能性があることを学び、日ごろの行動を改めて見直すよい機会となりました。

6月30日(月)の放課後、独立行政法人国際協力機構(JICA)四国センター・JICA徳島デスクより、国際協力推進員の服部あいさんをお招きし、「外国人に関わる人権」をテーマに教職員向けの人権研修を実施しました。
服部さんは、海外協力隊員として派遣されたモルディブ共和国での体験をもとに、「あたりまえがあたりまえでない」ことに気づかされたエピソードをご紹介くださいました。その中で、異文化の中で良好な関係を築くためには、「伝えることを諦めないこと」「聞くことを諦めないこと」が大切であると、ワークショップも交えながらお話しくださいました。


5月16日(金)の人権ホームルーム活動の時間に、初任の髙橋先生による研究授業が行われました。今回の授業は、フレッシュ研修Ⅰの一環として実施されたもので、「就職差別につながるとされる14項目」をテーマに、前時に学習した内容をもとに模擬面接を行いました。
髙橋先生は、グループ分けや、面接官役・受験者役といった役割分担に工夫を凝らし、生徒たちが主体的に活動に取り組めるよう授業を構成していました。生徒同士が対話を通じて考えを深める姿が見られ、実践的な学びにつながる授業となっていました。


令和6年7月1日(月)16:00から約1時間、本校スクールカウンセラーである臨床心理士・公認心理師 和田邦美先生より、本校教職員対象に『ストレスマネジメント』についてご講演いただきました。
「教師」は燃え尽き症候群に陥りやすい職業であり、誰かに話すことが一つの対処法であることから、その話を「聴くということ」(傾聴姿勢)を、2人組や4人組になって実践しました。
また、教職員全員で揃って10秒呼吸法を行い、セルフケアに努める心構えを学びました。


令和6年6月24日(月)16:00から約1時間、応神学園人権教育研修会が開催されました。応神学園とは、応神地区にある保・幼・小・中・高等学校のことで、各校の教職員がともに研修を行い、本校から3名の教員がフィールドワークに参加しました。
応神公栄会館の清部館長の説明を受けながら、応神公栄会館→諏訪神社→応神老人ルーム→応神保育所→応神児童館→瑞川院跡→えびす湯跡→北野団地→農機具倉庫→高越神社という順で見学し、開始1時間後に応神公栄会館に帰ってきました。
順路の途中では狭い道幅の道路を通ることもありましたが、お祭りに使用する提灯つりが数カ所設置されていたり、団地の隣には親子で寛げる公園があったり、雇用促進のためのハイテクランドが近くに見えたりしました。
このフィールドワークを通して、応神公栄会館周辺地域の人々が為してきた生活改善の歩みを認識することができました。



本校では、夏季休業中にハンセン病回復者について学ぶ研修を人権委員を中心に、教員・保護者とともに行っています。
今年は岡山県の長島愛生園を訪問します。
参加を希望される保護者の方は、pdfファイルにある参加申込書に必要事項をご記入の上、お子様を通じてお申し込みください。
1 日時:8月2日(金) 6:30~17:15(予定)
2 場所:国立療養所 長島愛生園(岡山県瀬戸内市)
3 定員:40名(貸し切りバスで移動)
4 参加費:無料(昼食は各自でご用意ください)
5 申込締切:7月4日(木)
夏季人権研修案内(保護者用).pdf
生徒を対象とした人権教育映画鑑賞会を開催します。
ぜひ、保護者の皆様も御鑑賞ください。
御参加いただける方は、10月17日(火)までに、参加申込書をお子様を通じて担任まで提出してください。

日時:令和5年10月23日(月) 午後1時25分から午後3時5分まで
場所:本校 体育館
上映作品:「ケイコ 目を澄ませて」
人権教育映画鑑賞会の御案内.pdf
8月1日(火)に、ハンセン病回復者について学ぶ研修を人権委員を中心に、教員・保護者とともに行いました。
今年は岡山県の長島愛生園を生徒33名、保護者3名で訪れました。
到着後は、長島愛生園歴史館で、学芸員の方からハンセン病の歴史と長島愛生園の由来について説明を受けた後、入所者が上陸した収容桟橋や最初に収容された収容所(回春寮)、監房、納骨堂などの史跡を見学しました。
午後からは、学芸員の方からハンセン病患者が辿った過酷な歴史について更に詳しく説明を受けました。
最後に学芸員の方が仰った、「誤解や偏見がなくならない大きな理由は、世の中の人々がハンセン病患者に対して「無関心」であったことである、これは、ほかの人権課題も一緒なのではないでしょうか」という言葉が強く印象に残りました。



