環境教育・防災教育 - Environmental Education and Disaster Prevention Education

環境教育・防災教育

防災頭巾を寄贈してきました

 7月28日に生徒8名で防災頭巾を寄贈しに,藍住ひまわり保育園に行ってきました。いざという時に,この頭巾が子どもたちの命を守る有効な手段になればと考え作成しはじめ,今年の1月以来2度目の寄贈になります。前回は「子どもたちの受けもいいのでは!」と考えキャラクター生地で作成しましたが,保育園の先生から「キャラクターものは,子どもたちの想像力の妨げになる」という指摘もあり,今回はチェック柄のシンプルな生地を選びました。

  頭巾着用の方法やその必要性について説明しました。

   
 
  最初は着用の手伝いをしましたが,いざという時に備え一人で着用する練習もしました。

  お礼に唱歌の「海(うみ)」を歌ってくれました。

     
 
  翌日保育園で地震発生時に備えた,避難訓練がありました。
     3歳児ということもあり,一人で防災頭巾を着用し,園庭を目指し避難しています。

 
  速やかに園庭に避難が完了しました。

  家庭クラブでは,これからも地域防災に貢献出来る活動を行っていきたいと考えています。

水難事故防止教室を実施しました

 
 平成27年7月9日(木)の3時間目(1年生対象)と4時間目(2年生対象)に,水難事故防止教室を本校の多目的ホールで実施しました。
 講師として,徳島海上保安部警備救難課から奥川専門官をはじめ4名の職員の方々,さらに徳島ライフセイビングクラブ代表でシドニーオリンピック銅メダリストの源純夏さんが来校され,マリンレジャー海難の現状や離岸流に対する留意点,救命胴衣着用体験や水難事故発見時の対応について,講演や実技指導を受けました。
 
 
  夏休みを控え,水難事故が心配される時期でもあったので,生徒も真剣な態度で行事に臨んでおり,講師からも講演後に「真面目によく聞いてくれました」という感想を頂きました。

    
  海上保安部の奥川専門官から,海難事故の現状と離岸流について話を聞きました。

    
  救命胴衣装着時の留意点と,膨張式救命胴衣の装着訓練の様子です。

       
  源さんから実技を交え,水難事故発見時の対応について話を聞きました。

    
  今日の講演に対し,生徒代表が講演に対するお礼の言葉を述べています。

  
   なお講演の様子については,当日の夕方のNHKニュース番組「とく6徳島」と,翌日の読売新聞地方版で取り上げられました。

学校周辺清掃活動を行いました

本年度最初のゴミゼロの日の活動として,6月15日(月)の放課後に学校周辺の清掃活動を行いました。1・2年の各クラス2名の環境委員をはじめ部活動や有志の生徒が参加し,学校周辺の植え込みの清掃を行いました。雑草を抜いたりゴミ等を拾うなどして,約30袋の雑草やゴミを取り除くことが出来ました。
 

   はじめに清掃活動の意義や注意点を聞きました。

    
  環境委員を中心に熱心に,清掃活動を行っています。

       
  陸上部や男女のバスケットボール部等の部活動の生徒も,手伝いに来てくれました。

     
  草やゴミが取り除かれ,植え込みがきれいになりました。

 
  
  
  
 本年度もあと3回活動を行い,校内外の環境美化と環境問題に取り組む態度と実践力を育成していきたいと考えています。

避難訓練を実施しました

平成27年5月25日(月)14:15~15:35にかけ,「地震とそれに伴う火災が発生し避難命令が出た」という想定の下,すべての本校生徒と教職員が参加し,避難訓練を実施しました。
 

 内容としては,板野第2消防署の指導の下,まずは地震対応の避難訓練。次に地震により発生した火災を想定したグランドへの避難訓練。最後に各学年に分かれ,1年生は消火訓練,2年生はシューター訓練,そして3年生は起震車を利用した揺れの体験をそれぞれ行いました。

    
                     机の下に隠れ,落下物に備えています。

 
 
  
     
                        グランドへ避難しています

    
 
 避難開始から約7分で,グランドへの避難が出来ました。
 その後,板野第2消防署の署長さんから,災害時の心掛けについて講話を聞きました。 

    
 
 
 1年生が消火器を利用し,消火訓練をしているところです。
 教育実習期間中だったので,教育実習生も参加しました。

    
 
   2年生は,シューターを使い2階から避難する訓練をしました。

  
     
    3年生は起震車を利用し,震度7程度(南海大地震を想定)の揺れを体験しました。

 今回の訓練により,南海・東南海地震及び火災発生時の基本動作を理解し,的確に対処できる態度等を身につけられたと思います。今後とも訓練を重ね,災害時に自らの命を守るのみならず,地域防災の担い手となる人材を育成していきたいと考えています。


園児とパフェ作り

 5月22日(金)の15時から約1時間,藍住ひまわり保育園に行ってきました。
 保存食として学校に保存しているビスケットを使い,園児と一緒におやつ(パフェ)を作るためです。この事は,ローリングストック法(従来の保存食の取り扱いと少し異なり,日常に保存食を食べながら新しい保存食を買い足していく方法)と呼ばれます。
 非常食の有効利用と一緒に調理する事により「役立っている」「一人前」という感覚を養う事も目的にしました。
     
 
  非常食の備蓄の大切さを話した後,パフェの作り方を説明しています。

     
  非常食用のクラッカーをビニール袋に一人1枚ずつ入れ,各自手で砕いたのちカップの底に 入れ,ヨーグルト、缶詰、イチゴジャム、生クリームを彩りを考えながら入れました。

     
  全員できあがりそろって試食。みんなおいしそうに食べていました。

 今後も地域の方々との交流を深め,防災意識の高揚に努めていきたいと考えています。

地震・津波対応の避難訓練を実施しました

 4月10日(金)の6限目に,地震・津波発生時の基本動作を理解し,的確に対応できる態度や能力を身につけることや,災害発生時には進んで他の人々や地域の安全に役立つことができる人材となることへの自覚を促すことを目的に,避難訓練を実施しました。
 特に1年生は入学後間もない時期であり,緊張感を持って訓練に参加していました。

   
    Jアラートが流れ,地震発生に備え,机の下に避難しているところです。

  
 
 
             1年生が1階から上層階へと避難しています。

 
  
 1年生が,3階へと避難した様子です。1~2mの津波の場合は,まずは1年生だけが2階に避難しますが,それより大きな津波が想定される場合は,2年生と1年生が,3階に避難する予定です。

学校周辺清掃(ゴミゼロの日)をしました

    2月23日(月)15時50分から16時40分まで,約60名(1・2年各クラスの環境委員や有志)が参加し,学校周辺の清掃活動を行いました。1年生が正門に集合し東門までを,2年生が北門に集合し東門までと勝瑞駅周辺を分担し,草抜きやゴミ拾いなどを行い,約1時間の活動でゴミ袋8袋が一杯になりました。
  来年度も,6月・9月・11月・2月の4回実施する予定です。

  

  

  

  

防災ずきんを寄贈しました


 
 1月7日水曜日,藍住町ひまわり保育園(藍住町勝瑞字西勝地)に防災ずきん40枚を寄贈してきました。このずきんは,本校生徒の防災意識の高揚と地域の防災活動への貢献を目的に,本校一年生全員が,裁断や縫製を分担・作成したものです。


4月に保育園で採寸を行いました。


寄贈に先立ち,牛乳パックを再利用して作ったパペットタイプの人形を使い,火災発生時と地震発生時の緊急対応の仕方を,園児にわかりやすく伝えました。

 
防災ずきんの着用方法を説明しています。  実際にかぶってみて着用方法を確認しました。

 
 

最後に,園児たちがお礼に歌を歌ってくれました。

  今後とも様々な活動を通じて,自らの命を守るのみならず,地域の防災活動の一翼を担える人材育成に努めていきたいと思います。

 この時の様子は,1月22日24日25日の三日間エーアイテレビのAIタウン情報(週間ニュース)で放映されますので是非ご覧ください。

建設フェア四国2014に参加してきました(防災教育)

  10月11日(土),「くらしと技術の建設フェア四国2014in高松with土木学会100周年」に,生徒10名と引率教員2名で参加してきました。サンポート高松を主会場とし,「くらしを支える最新の建設テクノロジーを体感しよう!」というテーマの下,企業や学校団体が約70のブースに分かれ,機器の実演やパネル展示を行っていました。
 


 本校は「~遊びから学ぶ手作り防災教室~」と銘打ち,生徒が製作した防災絵本の読み聞かせや防災かるたを通して,子どもたちに非常時への備えや対応等をわかりやすく伝えました。













 防災絵本の読み聞かせを行っているところです。子ども連れの来場者を中心に,足を止め聞き入ってくれました。
  国際英語科の1年生が製作した防災カルタの英語版も展示しました。外国の方には好評のようで,絵と文章を照らし合わせ,時にうなずきながらAからZまで興味深く見入っていました。


  防災カルタをしているところです。子どもたちもかるた取りという遊びを通じ,防災への知識を深めていました。


  防災頭巾等を展示しました。子どもたちの体に合わせて作るため,近くのひまわり保育園に採寸にも行きました。

 
 防災スリッパ作りを教えているところです。新聞を利用し簡単に作れるスリッパは,いざという時に役立つことでしょう。

 
 

 普通科高校が県外から初参加し,絵本やかるたを使い,子どもたちにわかりやすく防災を啓発したことが評価され,感謝状も頂きました。
 

 これからも家庭クラブを中心に,防災・減災の観点から様々な啓発活動に取り組んでいきたいと考えています。

 

水難事故防止訓練

7月17日(水)に水難事故防止訓練を実施しました。講師として、海上保安庁より中川昌彦専門官はじめ4名の隊員の方と、徳島ライフセービングクラブより源純夏さんを招いて訓練が行われました。源純夏さんは、シドニーオリンピック水泳競技女子400mリレーのアンカーとして銅メダル獲得に貢献された徳島を代表するアスリートです。まず離岸流による水難事故発生に関するDVDを鑑賞し、海辺の危険生物や海辺で見られる各種標識をスライドで紹介して頂きました。次に、実際に水難事故に遭った場合の対処や心肺蘇生法とAEDの使い方の講習を受けました。心臓マッサージでは圧迫するリズムが遅かったり早すぎたり、なかなか次の人に交代するタイミングが合わなかったりで北高生達は苦戦していました。これからの季節、海や川に行く機会も増えますが、不測の事態に対応出来る事はもちろん、それ以前に危険を回避できるよう今回の訓練を忘れず生かしてほしいものです。