保健室からのお知らせ
令和5年度 AED・心肺蘇生・エピペン研修会
令和5年10月11日(水)の午後1時30から、本校の多目的ホールにて、講師に日本光電の今西さん、藤村さん、大島器械の岡島さんをお招きし、教職員対象のAED・心肺蘇生・エピペンの研修会を行いました。校内において事故や急病が発生した際に、迅速かつ適切に対応できるよう、毎年行っている研修会です。
(1)心肺蘇生、AEDの使用について
講師から心肺蘇生の一連の流れやAEDの使い方の説明がありました。その後、3人1組に分かれて、モデル人形を用いた心肺蘇生・AEDの体験実習を行いました。
胸部圧迫は救急隊員に引き継ぐまで継続して行う必要があることや、交代する際は中断時間が短くなるように声掛けを行うこと。また、小児(未就学児)にAEDを使用する際の注意点や雨の日で傷病者が濡れていた時の対応などを詳しく説明していただきました。
(2)食物アレルギーの対応について
養護教諭からエピペン注射の使用方法について説明があり、その後、アレルギー症状があらわれた場面に遭遇したと想定して、エピペントレーナーを用いた実習を行いました。
救命活動は、「すぐにやる!」「誰もがやる!」「皆でやる!」ことが大切であることが重要であり、事故等が目の前で起こったときに落ち着いて適切な対応ができるよう、定期的に手順を確認することの大切さを学びました。
生活習慣改善プロジェクト「歯科保健指導」
6月に行った歯科健診の結果から、北高生は、口腔衛生が良い生徒が多いということがわかりました。
むし歯になったことのある歯の保有率は、徳島県や全国平均を大きく下回っています
治療や経過観察の必要がなく「異常なし」とお知らせをした生徒は、全校で266名にのぼります
その一方で、「むし歯になる前の状態である要観察歯(CO)」や、
「歯肉に軽度の炎症がみられる歯周疾患要観察者(GO)」とされ、経過観察となった生徒もいました。
そこで、生徒一人ひとりが、それぞれのよりよい状態(well-being)を目指すために、
歯の模型を使って、日々の歯磨きの見直しを行いました。
実施期間は、7月10日~20日です。
高校1年生で歯科健診結果から経過観察となった生徒を対象に実施しました。
【歯磨きのポイント】
① 鏡を見て、丁寧に磨く! (スマホを見ながら等のながら磨きはダメ)
② 歯ブラシは、やさしく、細かく動かす!
時間もお金もかかる"痛くなってから受診”ではなく、
歯科クリニックへの定期通院(3~6か月に1度を目安)についても説明を行いました。
生徒の感想から
・スマホを見ながら、磨いていた。集中して歯磨きをしたい。
・痛くなってから通院していたが、これからは歯科へ定期的に通えるようにしたい。
・矯正中なので、改めて歯磨きを丁寧にしようと思った。
・歯ブラシにも持ち方があるんだと思った。
・しっかり磨きすぎていた。ほどよい力加減を意識して磨きたい。
・しっかり噛んで、唾液で口の中をきれいにしたい。
生活習慣改善プロジェクトについて
7月10日(月)から16日(日)までを、生活習慣改善ウィークに設定しました。
この期間、生徒一人一人が生活習慣を振り返り、改善のための目標を立て、実践します。
勉強(成績・入試)や部活動(各種大会)に向けて取り組むために、コンディションを整えることは重要なことです。日々の生活習慣をより良くし、ベストパフォーマンスで大事な日に臨めるようにしましょう。
保護者の皆さまへは、お子様の生活習慣をより良くするためのサポートをお願いいたします。
ぜひこの機会に、ご家庭において、お子様と一緒に生活習慣について考えてみてください。
スクールカウンセラーだより
令和5年度 薬物乱用防止教室を実施しました。
令和5年5月9日(火)の2限目に、本校体育館にて1学年対象の薬物乱用防止教室を行いました。講師として学校薬剤師の村田拓也先生に来校していただき、前半は薬物乱用防止啓発DVDを視聴し、後半は村田先生からさらに詳しく、覚醒剤や大麻をはじめとした薬物の特徴について、また、薬物を摂取した際の身体や精神に及ぼす影響について、徳島県での事例を交えてご講演いただきました。
薬物乱用とは、法律で禁止されている薬物を使うこと、また、本来の医療目的ではない間違った使い方をすることをいい、「一回使うだけでも脳が破壊され、壊れた脳神経は戻らない」「すぐにやめられると思っても、自分の意思ではやめられない」「やめたとしても元の日常生活には戻れない」など、薬物の恐ろしさについて学びました。
健康で自分らしい生活をおくるためにも、「薬物には絶対に手を出さない」こと。また、「薬物について、危険性をよく知る」「進められてもきっぱりと断る。その場から速やかに逃げる」「一人で抱え込まず、相談をする」ことが大切であることを教えていただきました。
普段の生活の中ではなかなか実感しにくい薬物問題ですが、自分自身の身近な問題として考えるきっかけになりました。
「治癒証明書」のダウンロードはこちらから
治癒証明書(インフルエンザ・新型コロナウイルス感染症).pdf
治癒証明書(感染性胃腸炎・マイコプラズマ感染症・溶連菌感染症等).pdf
県立学校へ送付されるチラシ、パンフレット等の取扱いについて(依頼)