保健室からのお知らせ - Information from the Health Office

2022年12月の記事一覧

令和4年度 保健ホームルーム活動

 今年度は「生活習慣と学習効果~学習効率のアップを生活面からアプローチ~」と題して,1年生は11月11日(金)の7限目に,2年生は12月15日(木)の4限目に保健ホームルーム活動を行いました。 教員が説明するのではなく,各クラスの保健委員2名が協力しながら,パワーポイントを使ってホームルーム活動を進行しました。

 

 1年生の保健ホームルームの様子です。 7月に行った生活習慣改善プロジェクト「生活リズムチェック」の結果や食習慣チェック表を見て,普段の生活習慣を振り返るとともに,自分自身の生活習慣で改善したい点について考えました。

 

 2年生の保健ホームルームの様子です。 睡眠の質を高める運動として,寝る前の軽いストレッチ「腕回し」を紹介しました。 保健委員が実演し,その後クラスメイトにもストレッチに取り組んでもらいました。

 授業後の感想では,「食事・睡眠・運動が学習効率のアップにつながっていることを知り,生活リズムを整えられるように努力しようと思った。」や「自分の今の生活について考え,改善しなければならないことが多く見えてきた」という感想がありました。

 保健委員からは「授業をする立場になって,自分自身も気づかされることが多くあった」や「みんなの前で発表するのは緊張したし,大変だったけど,楽しかった」などの感想がありました。 人前で話すのが苦手な生徒もいましたが,緊張しながらも最後まで頑張って発表していました。

令和4年度 薬物乱用防止教室を実施しました。

 令和4年12月9日(金)の2限目に,本校体育館にて1学年対象の薬物乱用防止教室を行いました。

 講師として学校薬剤師の村田拓也先生に来校していただき,前半は薬物乱用防止啓発DVDを視聴し,後半は村田先生からさらに詳しく,覚醒剤や大麻をはじめとした薬物の特徴について,また,薬物を摂取した際の精神や身体に及ぼす影響について,徳島県での事例を交えてご講演いただきました。

 

 「一回だけなら大丈夫」「すぐにやめられる」という軽い気持ちで使ったその一回で脳が破壊されたり,自分の意思ではやめられない,また,やめたとしても元の日常生活には戻れないなど,薬物の恐ろしさについて学びました。

 使い方を間違うと正しい薬でも薬物乱用になることや,自分だけでなく周囲の人も巻き込んで迷惑をかけたり,犯罪につながることなども学び,普段の生活の中ではなかなか実感しにくい薬物問題ですが,自分自身の身近な問題として考えるきっかけになりました。