保健室からのお知らせ - Information from the Health Office

保健室からのお知らせ

令和6年度 AED・心肺蘇生・エピペン研修会

本校の職員を対象としたAED・心肺蘇生・エピペン研修会を実施しました。

 

○AEDの使用方法、心肺蘇生について

講師に日本光電より2名、大島器械より1名の方をお招きし、AEDの使用方法や心肺蘇生の流れを確認し、実習を行いました。

AED AED AED 

 

○食物アレルギーの対応(エピペン注射の使用方法)について

養護教諭よりエピペン注射の使用方法について説明があり、その後エピペントレーナーを用いて実習を行いました。

エピペン エピペン

 

AEDの使用方法や心肺蘇生、エピペン注射の使用方法等を再度確認することができました。

 

令和6年度 薬物乱用防止教室を実施しました

5月9日(木)2限目、1年生を対象に薬物乱用防止教室を実施しました。
講師は、学校薬剤師の村田拓也先生です。

徳島県で実際に起こった事例等を交えてお話ししていただき、薬物問題は身近に潜んでいるということを改めて考えることができました。

薬物乱用防止教室① 薬物乱用防止教室② 薬物乱用防止教室③

講演後の生徒の感想からは、「薬物の恐ろしさを改めて理解した」、「思っていたより身近な問題」、「SNSにも気をつけないといけない」、「誘われても断るようにする」など他人事ではなく自分事として捉えることができているようでした。

令和5年度 学校保健委員会を開催しました。

 令和5年12月21日(木)午後1時30分から、本校の大会議室にて、学校保健委員会を開催しました。学校保健委員会は、学校における健康に関する課題を研究協議し、健康づくりを推進するための組織です。本校の学校保健委員会は、学校長、教頭、学年主任、各課課長、養護教諭などの教職員、学校医、学校薬剤師、保護者代表、生徒代表などを主な委員とし、保健主事が中心となって運営しています。

 

 まず、定期健康診断の結果や保健室の利用状況、学校環境衛生検査の結果などの学校保健に関する報告を養護教諭から、次に、生徒保健委員会の活動報告を生徒保健委員から行いました。

 生徒保健委員会の報告では、生徒保健委員会委員長、副委員長、書記の3名がパワーポイントを使用して、手指消毒液の補充点検や昼休みの啓発校内放送、保健展や保健ホームルーム活動など、今年度行った活動について報告しました。「生徒たちが自分の健康を見直そうとする姿勢が見られる。」「学校で行っている活動の様子を知る機会になった。」との感想をいただきました。

  その後の北高生の健康問題に関する協議では、今年度行った保健ホームルーム活動の「北高生の平日と休日の就寝前のスマホの使用時間」において、休日は平日に比べると長時間使用する人の割合が一段と増加していること等について意見が交わされました。「学習面等でどうしてもスマホやデジタル機器を使用する場面も増え、長時間使用してしまうこともあるため、どううまく使っていくか、自分たちで考えていけたら良いのではないか」「デジタル機器は使い方次第で便利な道具であるため、使い方を考えながら有効に使ってほしい」とのご意見をいただきました。

 ご参加いただいた学校医増田先生、PTA副会長様、先生方、生徒の皆さん、ありがとうございました。

令和5年度 保健ホームルーム活動

 今年度の保健ホームルーム活動は、「目の健康」をテーマに、1年生は11月24日(金)の7限目に、2年生は11月10日(金)の7限目に行いました。
 授業では、教員が説明するのではなく、各クラスの保健委員2名が協力しながらパワーポイントを使ってホームルーム活動を進行しました。

◯1年生の保健ホームルーム活動の様子です。 

◯2年生の保健ホームルーム活動の様子です。

 ホームルーム活動では、ワークシートを活用しながら、現在の自分の目の状態や生活を振り返るとともに、ものを見る仕組みや目の病気(近視、ドライアイ、急性内斜視、コンタクトレンズによるトラブル)について学びました。授業の後半では、リラックス効果のある目のストレッチをクラス全員で実践しました。

 授業後の感想として、「普段はあまり気にしないけれど、目は体の大切な一部なのでケアしたいと思った。」や「目の病気や障害は年齢につれてリスクが高くなるものだと思っていたけれど、今回のホームルームでぐっと身近に感じ、自分の目に対して危機感を持たなければならないと思った。」というものがありました。

 授業を進行した保健委員からは、「発表する側だったが、目について知らないことが多くて驚いた。」や「前で発表していて、みんなが実際に目のストレッチを積極的にしてくれてうれしかった。」などの感想がありました。
 人前で話すのが苦手な生徒もいましたが、緊張しながらも最後まで頑張って発表していました。

令和5年度 AED・心肺蘇生・エピペン研修会

 令和5年10月11日(水)の午後1時30から、本校の多目的ホールにて、講師に日本光電の今西さん、藤村さん、大島器械の岡島さんをお招きし、教職員対象のAED・心肺蘇生・エピペンの研修会を行いました。校内において事故や急病が発生した際に、迅速かつ適切に対応できるよう、毎年行っている研修会です。

(1)心肺蘇生、AEDの使用について

 講師から心肺蘇生の一連の流れやAEDの使い方の説明がありました。その後、3人1組に分かれて、モデル人形を用いた心肺蘇生・AEDの体験実習を行いました。

 

 胸部圧迫は救急隊員に引き継ぐまで継続して行う必要があることや、交代する際は中断時間が短くなるように声掛けを行うこと。また、小児(未就学児)にAEDを使用する際の注意点や雨の日で傷病者が濡れていた時の対応などを詳しく説明していただきました。

(2)食物アレルギーの対応について

 養護教諭からエピペン注射の使用方法について説明があり、その後、アレルギー症状があらわれた場面に遭遇したと想定して、エピペントレーナーを用いた実習を行いました。

 

 救命活動は、「すぐにやる!」「誰もがやる!」「皆でやる!」ことが大切であることが重要であり、事故等が目の前で起こったときに落ち着いて適切な対応ができるよう、定期的に手順を確認することの大切さを学びました。

生活習慣改善プロジェクト「歯科保健指導」

6月に行った歯科健診の結果から、北高生は、口腔衛生が良い生徒が多いということがわかりました。

むし歯になったことのある歯の保有率は、徳島県や全国平均を大きく下回っていますお祝い

治療や経過観察の必要がなく「異常なし」とお知らせをした生徒は、全校で266名にのぼります花丸

 

その一方で、「むし歯になる前の状態である要観察歯(CO)」や、

「歯肉に軽度の炎症がみられる歯周疾患要観察者(GO)」とされ、経過観察となった生徒もいました。

 

そこで、生徒一人ひとりが、それぞれのよりよい状態(well-being)を目指すために、

歯の模型を使って、日々の歯磨きの見直しを行いました。

 

実施期間は、7月10日~20日です。

高校1年生で歯科健診結果から経過観察となった生徒を対象に実施しました。

 

【歯磨きのポイント】

 ① 鏡を見て、丁寧に磨く! (スマホを見ながら等のながら磨きはダメ)

 ② 歯ブラシは、やさしく、細かく動かす!

      

時間もお金もかかる"痛くなってから受診”ではなく、

歯科クリニックへの定期通院(3~6か月に1度を目安)についても説明を行いました。

 

生徒の感想から鉛筆

 ・スマホを見ながら、磨いていた。集中して歯磨きをしたい。

 ・痛くなってから通院していたが、これからは歯科へ定期的に通えるようにしたい。

 ・矯正中なので、改めて歯磨きを丁寧にしようと思った。

 ・歯ブラシにも持ち方があるんだと思った。

 ・しっかり磨きすぎていた。ほどよい力加減を意識して磨きたい。

 ・しっかり噛んで、唾液で口の中をきれいにしたい。

生活習慣改善プロジェクトについて

7月10日(月)から16日(日)までを、生活習慣改善ウィークに設定しました。

この期間、生徒一人一人が生活習慣を振り返り、改善のための目標を立て、実践します。

 

勉強(成績・入試)や部活動(各種大会)に向けて取り組むために、コンディションを整えることは重要なことです。日々の生活習慣をより良くし、ベストパフォーマンスで大事な日に臨めるようにしましょう。

 

保護者の皆さまへは、お子様の生活習慣をより良くするためのサポートをお願いいたします。

ぜひこの機会に、ご家庭において、お子様と一緒に生活習慣について考えてみてください。

 

保健だより生活習慣改善プロジェクト特別号.pdf

令和5年度 薬物乱用防止教室を実施しました。

 令和5年5月9日(火)の2限目に、本校体育館にて1学年対象の薬物乱用防止教室を行いました。講師として学校薬剤師の村田拓也先生に来校していただき、前半は薬物乱用防止啓発DVDを視聴し、後半は村田先生からさらに詳しく、覚醒剤や大麻をはじめとした薬物の特徴について、また、薬物を摂取した際の身体や精神に及ぼす影響について、徳島県での事例を交えてご講演いただきました。

 薬物乱用とは、法律で禁止されている薬物を使うこと、また、本来の医療目的ではない間違った使い方をすることをいい、「一回使うだけでも脳が破壊され、壊れた脳神経は戻らない」「すぐにやめられると思っても、自分の意思ではやめられない」「やめたとしても元の日常生活には戻れない」など、薬物の恐ろしさについて学びました。

 健康で自分らしい生活をおくるためにも、「薬物には絶対に手を出さない」こと。また、「薬物について、危険性をよく知る」「進められてもきっぱりと断る。その場から速やかに逃げる」「一人で抱え込まず、相談をする」ことが大切であることを教えていただきました。

 普段の生活の中ではなかなか実感しにくい薬物問題ですが、自分自身の身近な問題として考えるきっかけになりました。