北高GIGAスクールの取組 - Initiatives for KITAKO GIGA School

2024年10月の記事一覧

「ジャンプアップ研修」で一人一台端末を活用した授業を行いました

キラキラ「ジャンプアップ研修」で一人一台端末を活用した授業を行いました

 10月25日(金)5時間目、2年生の「保健」の授業で、保健体育科の杉本先生が一人一台端末を活用した研究授業を行いました。

  今回の単元は「生涯を通じる健康(働くことと健康)」 。「働くことの意味」や「理想の仕事」について考えるとともに、グループで選んだ仕事の作業内容、やりがい、健康問題、理想の作業環境について個人及びグループで調べ、発表するといった授業内容でした。 

[本時の目標]

〇働くことは、自分や家族の生活を経済的に支えるにとどまらず、自分自身の可能性や人間関係を広げ、生きがいや自己実現に繋がることを理解できるようにする。
〇自分の興味ある職業について調べ、健康にまつわる問題点や課題を発見する。

[本時の活動内容] ①働くことの意義について確認する。
②働くことによる健康問題について理解する。
③ライフステージごとの健康課題について理解する。。
④昔と今で働き方がどのように変わったかについて理解する
⑤働き方の変化により健康問題がどのように変化したのかを理解する。
⑥グループで決めた職業の作業内容、やりがい、健康問題、理想の作業環境について、一人一台端末を使って調べ、発表する。
⑦仕事環境や作業環境によって、健康問題が変化することを理解するとともに、労働災害は防止できることを理解する。

 

 担任との信頼関係が感じられるクラスの良い雰囲気の中、生徒達は積極的に端末を活用して調べ、ワークシートにまとめていました。各グループの発表では、全員が集中して聞き、自分たちの考えを深めていました。

フレッシュ研修Ⅰ「授業スキルアップ研修」で一人一台端末を活用した研究授業を行いました

キラキラフレッシュ研修Ⅰで一人一台端末を活用した「古典探究」の研究授業を行いました

 10月4日(金)5時間目、2年生の「古典探究」の時間で、国語科の伊原先生が一人一台端末を活用した研究授業を行いました。当日は、他校でフレッシュ研修を受講している4名の先生が来校し、授業を参観しました。

  今回の単元は『源氏物語』若紫巻の有名な垣間見の場面です。生徒たちは、伊原先生の説明でこの場面における人物関係を再確認した後、本時の授業の目標を確認しました。 
 

[本時の目標] 光源氏の行動を予想し、他者と伝え合い、考えを深めよう
[本時の活動内容] ① 前時で考えた、若紫を垣間見て涙を流した源氏の心情をもとに、その後、光源氏がA誰に対してBどのような行動を起こすかを考え、Metamoji ClassRoom上のワークシートに記入する。
② 各班で各自の意見を共有する
③ 各班ごとにMetamoji ClassRoomを使って、「発表用スライド」を1枚作成する
④ クラス全体に向けて、各班ごとの意見を発表する
⑤ 最もよいと思った班のスライドに、Metamoji ClassRoomの「付箋機能」を活用してコメントを入れる

 

 涙を流した後の光源氏の行動については、各班ごとに様々な意見が出され、白熱した議論も見られました。
 ICTによる、即時性、共時性、協働性などのメリットを活かした授業となり、生徒達の学びが深まりました。