人権教育 - Human Rights Education

人権教育講演会(ハンセン病患者の人権)

  11月30日7限目ホームルーム活動の時間に人権教育講演会が行われました。この講演会は毎年、本校1年生を対象として実施しており、今年で3回目となります。
 徳島県ハンセン病支援協会会長の十川勝幸さんを講師にお招きして『ふるさとへ帰りたい~無知からの偏見・差別~』と題して、ハンセン病についての正しい説明と、患者に対する厳しい差別や偏見の実態についてわかりやすく話していただきました。

 

生徒感想(一部抜粋)
・ハンセン病の患者さんが受けた差別の実態について、小中学校で習った内容より詳しく胸が苦しくなりました。
・偏見は、あってはいけないもので、人の知識のなさが原因であると思った。ハンセン病についてまだまだ知らない人がたくさんいると思うので、自分の周りの人に正しいことを伝えていきたい。
・回復者の方々にとって「ふるさとを最も遠い存在」と話されていたのは、僕たちを含め今の社会の中にまだ偏見が残っていることを伝えたかったと思う。
・今回の講演を聴いて、本当に過去にあった話なのかと耳を疑いました。私たちが偏見・差別のない社会をつくっていきたい。みんなが人として幸せに生きてゆける社会にしたい。
・ハンセン病回復者の方は過去に苦しい生活をさせられてきたのに、「今は人を恨む気持ちより感謝の方が大きい。今を楽しく生きたい。」と言っているのを聞いてすばらしいと思った。無知の思い込みは本当に怖い。