人権教育 - Human Rights Education

1学年人権教育講演会

 7月10日(火)に1年生を対象に「いじめ問題を考える~同世代人間関係の意味~」と題して,鳴門教育大学教授の阿形恒秀さんにご講演をしていただきました。
 講演では,依存と自立を繰り返しながら成長する児童期・青年期において安心基地は親から仲間になること,その仲間関係の難しさをリアルな視点からとらえ,思考を停止することなく考えること,偽りではない本当の仲間をつくることの大切さなどについて話がありました。また,「100万回生きたねこ」などの絵本,スウェーデンのテレビで放送されているいじめをテーマにしたメッセージビデオなども見せていただきました。

 生徒の感想
・「悪は悪人ではなく,思考停止の凡人が作る」という言葉が心に残った。
・いじめがなぜ起こるのか理由がよく分かった。
・今までの自分に後悔する行動がいくつもあった。
・絵本から「責任」の大切さを痛感した。「私のせいじゃない」は恐ろしいと思った。
・「いじめはダメ」という講演ではなく,すごく深く,心に響いた。
・いじめは子どもだけの問題ではなく,戦争や差別と同じように努力が必要。
・本当の仲間とは何かを考えたい。他人の安心基地に自分がなる。